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~セラミック溶射の理解を促進するためのインターネット虎の巻~
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2024/05/14 (Tue)
ICchip

ICチップのパッケージはプラスチックのものが多いと

私は思っているのですが、セラミック溶射された

パッケージが使われることがあります。

セラミック溶射されたパッケージは、一般的に

プラスチックよりも大きく、重くなると思うのですが、

それでもあえて使用される理由は何でしょうか?

どういう用途のときにセラミック溶射された

パッケージを使用すればよいのでしょうか?



例えば、こんなときに使います。

・多層配線が可能。

・熱伝導率が高い ⇒ 放熱しやすい。

・熱膨張率がシリコンに近い。
⇒ 熱くなってもチップとパッケージの位置がずれない。

・誘電率が小さい。
⇒ パッケージの容量が小さいため高速信号が通る。

コンパクトにまとめててみました。



セラミック溶射されたパッケージは信頼性が高い。

からで、プラスチックパッケージは安価です。

セラミックはプラスチックより放熱も良いからです。

だから電力用となり 放熱が良ければ小さくも出来ます。

半導体にとって熱は寿命を縮めるので放熱は必須です。

熱で故障率に違いが起こります。

熱を出さないものでも信頼性が要求される時は使われます。

信頼性にどれほどの違いがあるかは解りません。



過去には、プラスチックは気密性に問題があると

言われていました。

大分改良されたとは聞いてますが、CPU等高密度チップは

大抵セラミックで背中にフィンを取り付け放熱します。

しないと壊れるからです。

何せ数十Wの電熱器ですから。

熱が理由、ですか。

非常に勉強になりました。



これは多層配線によってよりコンパクトなチップを

実現しようとするものです。

セラミック溶射されたパッケージといっても

たくさん種類があるのですね。

勉強にになりました。



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