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~セラミック溶射の理解を促進するためのインターネット虎の巻~
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2024/05/15 (Wed)
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カーナビのVICS用透明アンテナ取り付け説明書に「セラミック溶射」

という言葉が出てきます。

取り付け方はわかりますが、そもそも「セラミック溶射」とは何ですか?

1)何のためにあるのか?

2)透明アンテナ取り付け時、なぜ離なさなければならないのか?

3)材質は?



1)何の為

ウインドゥは接着されているので接着剤に日光が当たり

セラミック溶射することによって接着性能が劣化するのを防ぐ為。

接着部や内張りの目隠しの役目。

ピラー等の窓枠を隠す事でガラス面積(ウインドゥの大きさ)

を大きく見せる為。



2)透明アンテナ取り付け時、なぜ離なさなければならないのか?

取説に取付け面の清掃を入念に行うよう注意書きがあるはずですが、

セラミック部はガラス面のように平滑になっていないので

接着がしにくいのです。

近すぎるとノイズが入ったり電波が乱れたりするんでしょうね‥



3)材質は?

セラミック溶射(ガラスの粉末を溶射したもの)は、

ガラスに印刷してから加熱してガラスと一体化します。

そう言えば昔の車のウインドゥガラスは、

ゴムパッキンで装着されていましたね。

今はセラミック溶射で接着なんですね。



「セラミック溶射」で検索しても、カーナビの取説しか

出て来なく、まったく理解できませんでした。

ありがとうございます。良くわかりました。



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ICchip

ICチップのパッケージはプラスチックのものが多いと

私は思っているのですが、セラミック溶射された

パッケージが使われることがあります。

セラミック溶射されたパッケージは、一般的に

プラスチックよりも大きく、重くなると思うのですが、

それでもあえて使用される理由は何でしょうか?

どういう用途のときにセラミック溶射された

パッケージを使用すればよいのでしょうか?



例えば、こんなときに使います。

・多層配線が可能。

・熱伝導率が高い ⇒ 放熱しやすい。

・熱膨張率がシリコンに近い。
⇒ 熱くなってもチップとパッケージの位置がずれない。

・誘電率が小さい。
⇒ パッケージの容量が小さいため高速信号が通る。

コンパクトにまとめててみました。



セラミック溶射されたパッケージは信頼性が高い。

からで、プラスチックパッケージは安価です。

セラミックはプラスチックより放熱も良いからです。

だから電力用となり 放熱が良ければ小さくも出来ます。

半導体にとって熱は寿命を縮めるので放熱は必須です。

熱で故障率に違いが起こります。

熱を出さないものでも信頼性が要求される時は使われます。

信頼性にどれほどの違いがあるかは解りません。



過去には、プラスチックは気密性に問題があると

言われていました。

大分改良されたとは聞いてますが、CPU等高密度チップは

大抵セラミックで背中にフィンを取り付け放熱します。

しないと壊れるからです。

何せ数十Wの電熱器ですから。

熱が理由、ですか。

非常に勉強になりました。



これは多層配線によってよりコンパクトなチップを

実現しようとするものです。

セラミック溶射されたパッケージといっても

たくさん種類があるのですね。

勉強にになりました。



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